武蔵小杉や二子玉川の近隣で、最大級の花火大会が開催されます!
毎年、先に補足しますが、東急田園都市線の二子玉川~二子新地駅間をつなぐ、二子橋の南北で同時に開催されます。一つの花火大会ではなく、橋の南北で行われる2つの花火大会なんです。
- 「世田谷区たまがわ花火大会」
- 「川崎市制記念 多摩川花火大会」
「たまがわ」と「多摩川」の記載が違いますね・・・。ただし、観る方からすれば、一度に多くの花火を見るチャンスです。橋の南北での同時開催となるため、とても華やかな花火大会です!
*荒天時は、順延なしの中止となりますのでご注意ください。
第82回川崎市制記念 多摩川花火大会
神奈川県民目線から紹介を始めます。
- 会場:多摩川河川敷(二子橋~第三京浜道路)
- 打上場所:川崎市高津区諏訪2丁目先多摩川河川敷
- 花火の打ち上げ時間: 18:00~19:00
- 最寄り駅①:東急田園都市線:二子玉川駅、二子新地駅
- 最寄り駅②:東急東横線:新丸子駅、多摩川駅
- 公式サイト:第82回川崎市制記念多摩川花火大会 | 一般社団法人 川崎市観光協会
17時~18時はステージイベントもあります。
第45回世田谷区たまがわ花火大会
- 会場:多摩川河川敷(二子橋~第三京浜道路)
- 打上場所:東京都世田谷区鎌田1-3-5 二子玉川緑地運動場
- 花火の打ち上げ時間: 18:00~19:00
- 最寄り駅①:東急田園都市線:二子玉川駅、二子新地駅
- 最寄り駅②:東急東横線:新丸子駅、多摩川駅
- 公式サイト:第45回世田谷区たまがわ花火大会
15時~ステージイベントもあります。
多摩川沿いの地図なので、どちらも似たように見えますが橋の南北になっています。打ち上げ場所は、両方とも大体の想定となりますのでご了承ください。
川崎市と世田谷区の「多摩川花火大会」は別物だった!
改めて補足しますが、川崎市と世田谷区の花火大会は、共同開催で花火大会の呼び方が違うだけかと思いきや、打ち上げ場所が異なる別の花火大会になります!
*東京と千葉の間にある江戸川で毎年行われる「江戸川区花火大会」「市川市民納涼花火大会」は、東京都江戸川区と千葉県市川市の共同開催で、各々で呼び名が異なります。同じパターンかと思いきや、同日開催の別の花火大会です。
二子橋の南北で打ち上げを実施
東急田園都市線の二子玉川駅と二子新地駅の間に二子橋が通っています。目安としては同じ多摩川が打ち上げ場所でも、橋の南北でそれぞれ打ち上げを行います。
ちなみに、前回調べだと、打ち上げ本数はそれぞれ6,000発で、合計12,000発のようです。
- 北側=世田谷区の花火大会
- 南側=川崎市の花火大会
川のくねりを考えた場所でみれば、2つの打ち上げ場所両方の花火が見られます。
ただし、混雑を回避したいと思うのであれば、二子橋を通過することをおすすめしません!
川の東側の二子玉川側か、西側の二子新地側かに、決め打ちするのがベターです!
夏の風物詩から、秋の風物詩へ
毎年、8月第三土曜日に行われる夏の風物詩でしたが、2018年から10月に変更されています。だいぶ前になりますが2017年は、土砂降りで中止になっていたのが多くのニュースでも取り上げられていました。
悪天候だと順延なしの中止となるため、台風の影響などを考慮して遅らせているのかも知れませんが、なかなか最近の天候不順ですと、ゲリラ豪雨など当日の天気は心配ですね。
穴場を探す程ではないと、個人的には思っています。
この辺りは、二子玉川ライズという楽天本社とショッピングセンター、マンションが入ったビルだけが、高層タワーです。
川の近辺まで行けば、さえぎる建物はほぼなく、花火自体は川沿いであれば多くの場所で楽しめます。
土手をのぼったランニングコースというか、自転車道があるのですが、幅が狭く、危ない気がします。特に家族連れだと、土手から川の方に降りた砂利道がベターです。私もそうしています。土手から降りるので目線はもちろん下がりますが、たいしたことはありません。
人は多いですが、駅近辺でみようと思わない限り、道がぎゅうぎゅうということもないです。
もちろん、多摩川を渡る東急田園都市線の南北で打ち上げられているわけなので、ベストは二子玉川、二子新地から、打ち上げ場所付近へ近づいていくことではあります。
行き方や帰りの混雑回避の方法はあるのか?
こちらの花火大会を観に行くのに、マイカーの利用は考えづらいので、基本は電車を使った徒歩か、自転車になると思っています。
電車と徒歩の場合(東急東横線方面からの場合)
東急東横線沿いから向かう場合は、ある程度歩くことになるものの、多摩川駅か新丸子駅で下車になります。
多摩川沿いに出るまでの道は歩行者などで混んでいますが、川沿いまで出て、サイクリングロードから降りれば、砂利ではあるものの道が広いので、人が多すぎて歩きにくいということはないと思います。
東横線方面から行く場合の行きに関しては、混んではいますが、時間が集中せず人がばらけていますので、大混雑とまではいきません。
自転車で行く場合(帰りの混雑に注意)
世田谷や、日吉、綱島、元住吉、武蔵小杉辺りなどの近隣から自転車で河川敷に行けば、ある意味、(自転車の)椅子に座りながらみることができます。
私は毎年これです。
たまがわの土手の上ではなく、土手を降りた砂利道は幅が相当広いです。当日は多くの人に細心の注意を払う必要はありますが、ゆっくり走ることは可能な範囲でした。もちろん、ゆっくり、細心の注意を払うということは必須になります。
ただし、自転車の場合は、花火大会が始まってからライト照らしつつ自転車で走るのは大変ヒンシュクだと思います。始まる前に行って、見る場所を決めていただくのがよいです。
道は砂利道なのでマウンテンバイクならともかく、ロードバイクは無理がありますが、普通の自転車であれば走ることは可能です。雨予報には十分注意したうえで、ご判断ください。
問題は帰りの混雑!
徒歩で行く場合は、帰り道は間違いなく混雑しています。お連れの方と、はぐれないようにして、混雑をすすむほかないと思います。
自転車の場合も混雑を回避できません。
自転車で行った帰り、土手(サイクリングコース)から、舗装道路に降りて混雑を抜けていく場所は、(多摩川の西の川崎側では)新丸子駅~二子新地駅近くの鉄橋までの間でも2、3ヶ所しかありません。
自転車で道路に下りさえすれば快適なのですが、降りるまでは間違いなく行列になります。やむを得ないですが、通行者に気を付けてすすむほかないです。
子どもを自転車に載せていくなど、ご家族で行く場合は、最後のスターマイン?(連続で打ち上げられる花火)をあきらめて、5分位早めに帰路に出発すると混雑に合わず、安全に帰ることが可能です。(ただし、土手から舗装道路に下りる場所が2~3箇所しかないので、そこから離れていると結局大混雑に巻き込まれますので注意です)
少し離れた多摩川沿いでみる時の注意点
二子橋の広場などから離れた場所でみる場合は、注意点が2つあります。
- 少し離れた所からみるので、そばにトイレがない
- 虫に刺されることに注意
少し離れたところから見る=仮設トイレがないことになります。事前にトイレにいっておくなどご注意ください。
10月初めの開催なので蚊(カ)は少ないかも知れませんが、虫よけスプレーを持っていき、肌が露出している場所には十分かけておくことをおすすめします。
下に画像用に貼っていますが、虫よけで高評価のサラテクト、刺された場合用のキンカンなどもあらかじめ購入して持っていくのもベターです。
武蔵小杉・二子玉川など、近隣で最大級の花火大会!
両方の花火大会とも、ステージイベントなども開催されます。
ただ、ここまでの記事の書き方からともかく花火をみよう!という書き方になっています。近隣での花火大会が多くないため、貴重なイベントです!
横浜市港北区からも比較的近い花火大会として開催されていた「鶴見川花火大会」「新横浜花火大会」は2023年は中止になってしまいました。
規模的には「たまがわ花火大会」の方が圧倒的に大きいですね。場所により、2つの打ち上げ場所の合計では12,000発相当と大規模の花火大会になります。
天気は毎年心配ですが、秋の風物詩として是非見に行っていただきたイベントです!