港北区、神奈川区の方の確定申告の提出場所でもある「神奈川税務署」の紹介になります。
*新型コロナウイルスの影響などもありますので、正確な情報はは公式サイトのリンクもご確認ください。神奈川税務署|東京国税局|国税庁
引き続き新型コロナウイルスの影響下にある令和5年の確定申告に関しては、税務署に行くまでもなく確定申告ができるインターネット経由のe-Taxがベターではあります。
確定申告期間は、2024年2月16日(金)~3月15日(金)までです。
2022年はコロナ禍の影響で1ヶ月延長された4月半ばまででしたが、2023年の期間延長については今のところ触れられていません。
2024神奈川税務署での相談・受付期間等の概要
- 名称:神奈川税務署
- 開設期間:令和6年2月16日(金)~3月15日(金)
- 休所日:土・日・祝日。ただし、2月25日(日)は開場
- 開設時間:受付8:30~16:00(提出は17:00まで)
- 解説時間:相談9:30〜
- 住所:横浜市港北区大豆戸町528番5
- 地図リンク:Google マップ
- 公式サイト:神奈川税務署|東京国税局|国税庁
令和5年(2023年)は開設自体は2月1日からで、土日祝日も2日間開設されていたのですが、e-Tax経由の増加などの影響か上記のように開設日が変更されています。
2024年も、会場入場には「入場整理券」が必要
ここ数年、確定申告会場の混雑緩和を目的として会場に入場するためには整理券が必要となりました。令和6年分も入場整理券が必要です。
ただし、申告書等の提出のみの場合は入場整理券は不要とのことです。
例年、入場整理券は2つの方法で入手できるようです。
もちろん、密にならないインターネットを使用した確定申告「e-Tax」がベターではあります。
当日の会場配布での入手
当日の会場配布は、状況に応じて早めに締め切る場合もあり、読めない点があります。
当日の配布状況については、確定申告期間に入ってから国税庁のホームページから確認できます。
LINE経由での入手
LINE経由の入手となります。
コミュニケーションツールとして国民的アプリとなってはいますが、LINEをスマホにインストールして入手作業をすすめる必要があります。
使い慣れている方には当たり前の点もありますが、下記のような流れになります。
- スマホにLINEのアプリケーション(ソフト)を入れる
- 国税庁LINE公式アカウントを「友だち追加」する
- 「トーク画面」から「相談を申し込む」を選択
- 希望日時等を入れ、日時指定の整理券を申し込む
昨年が初めてでしたので、2回目の方はスムーズかも知れません。今年からの方は戸惑う可能性はありますね。
例年の神奈川税務署使用時の注意点
以下、印象や公式サイトを出典元とした注意文の一部です。
相談窓口はとても混雑します
例年の印象を下記に書き写している面がありますが、整理券配布により会場内の混雑は緩和される可能性はあるかと思いますが、一定距離や一定の人数に限られても「混雑状態」となることが想定されます。
2018年までは16時までに来ることを推奨していたのですが、2019年からは開設時間自体が16時までとなっています。
私の行った時の印象でも、とても混雑していました。特に2階の相談窓口では大行列を見ました。
1階で書類を提出するだけなら列には並びますが、大混雑という感じではありませんでした。
*相談内容が複雑な場合は、15時までの来所が推奨されていました。
駐車場はありますが、入場待ちの列で混雑します
「税務署の駐車場は狭いため、お車での来署はご遠慮ください」
と記載されています。駐車場自体はあるのですが、道路は入場待ちの車で渋滞になっており、おすすめしがたいです。ご遠慮くださいとありますので、近隣の駐車場を使うか、他の交通手段が基本になるかとは思います。
その他
以下、長いですが、本人確認書類を忘れて二度手間をした私の反省点から載せておく「引用」です。本人確認書類を忘れないようにご注意ください。
2024年はマイナンバーカード(マイナカード)の普及に伴い、「お持ちいただきたいもの」の記載が変わってきています。スマートフォンをお持ちの方で忘れることはないかと思いますが、スマホ、申告書作成に必要な書類、マイナカードが基本的に必要となっています。
お持ちいただきたいもの:
① スマートフォン
② 源泉徴収票などの申告書作成に必要な書類
③ マイナンバーカード(注)
(注1) マイナンバーカード発行時に設定した、次のパスワードも必要です。
・ 利用者証明用電子証明書(数字4桁)
・ 署名用電子証明書(英数字6文字以上16文字以下)
(注2) マイナンバーカードをお持ちでない場合は、次の書類をお持ちください。
・ 運転免許証等の身元確認書類
・ 通知カード等のマイナンバーが分かる書類
○ 事前に準備いただきたいこと:
来場前に、マイナンバーカードを利用した、マイナポータル連携の事前準備をお願いします。(詳細はこちら)
個人事業主、会社員でも医療費控除や住宅ローン1年目の場合なら確定申告へ
青色申告・白色申告などを行う。あるいは会社員の場合、医療費が、10万円か総所得の5%を超えるか、いずれか低い方を基準として、医療費控除の確定申告を行うと税金が還付されます。
「セルフメディケーション税制」というものもあります。(対象医薬品に限られたり、通常の医療費控除との選択適用ではあります)
戸建てやマンションなどのマイホームを住宅ローンで購入した方は、住宅ローン控除が使えます。(適用条件等はあります)
住宅ローン控除の1年目に関しては、ご自身で確定申告を行う必要があります。
共働きのご家族が、産休・育児休業などに入る、復帰した場合で収入が低いときは配偶者特別控除の対象となる可能性もあります。
不確かなことを書きそうなため、ここらで省略しますが、会社員の方でも確定申告により税金が戻ってくる機会があるということです・・・。
日吉での無料税務相談(事前予約制)
毎年、地域での無料税務相談会は開催されます。ただ、今年は電話受付の記載はなくオンラインによる事前予約となります。当日受付はありません。オンラインが1/10~19と予約期間が短くなっています。もちろん定員に達し次第終了とのことです。
- 名称:日吉本町西町会いきいき会館
- 受付場所:会館2階
- 開設期間:令和6年1月31日(水)・2月1日(木)
- 開設時間: 9時半~12時・13時~16時
- 住所:横浜市港北区日吉本町5-3-1
- 最寄り駅:横浜市営地下鉄グリーンライン 日吉本町駅徒歩0分(駅併設)
- 地図リンク:Google マップ
こちらのサイト経由でオンライン申し込みが開始予定です。
例年通りであれば、相談対象者が神奈川区と港北区にお住いの方を前提に下記の方となっています。また上履きが必要ではありますが不明です。
■相談対象者
- 事業所得、不動産所得又は雑所得を有する方のうち、令和4年分の所得金額(専従者控除前又は青色専従者給与及び青色申告特別控除前)が300万円以下の方
- 令和5年1月1日以降に開始する課税期間の基準期間の課税売上高が3,000万円以下の消費税課税事業者で、かつ、上記(1)に 該当する方
- (1)又は(2)に準ずる方、給与所得者及び年金受給者
「なお、収入金額が多額な方、相談内容が複雑な方(住宅借入金等特別控除を新規で受けられる方、配当所得のある方及び土地・建物、株式などの譲渡所得がある方など)は、相談できません。」と記載があります。
神奈川税務署への行き方
地図をみるとわかりますが、新横浜駅・菊名駅・大倉山駅の間位にあります。
どこから行っても徒歩15分程です。
神奈川税務署へ自転車で行く場合
日吉・綱島辺りから自転車で行く場合は、下記の記事をご参照ください。
日吉・綱島から鶴見川を渡って、自転車で新横浜公園・横浜アリーナ方面へ行くルート
上記の記事のルートの途中で曲がります。
大倉山を通り過ぎて、港北警察署に至る前の裏道から左折します。
ドラッグストアの「ウエルシア横浜大豆戸店」を通り過ぎます。
港北スポーツセンターのある箇所を左折します。
港北スポーツセンターを通ると、右に神奈川税務署があります。写真のように、通りは少し並木道になっています。確定申告の時期は、車が列をなしているので入口はある意味わかります。
入口は二箇所あります。駐輪場も入口にあわせて二箇所にあります。
一箇所が上記写真のわき道で、スポーツセンターを通り過ぎた後に、右から入る場合。そちらは、車の大行列でおそらくわかります。
もう一箇所が、新横浜から歩いていった場合の大通り側の入口で、「MEGAドン・キホーテ」手前のローソンが目印になります。入口の門は大体半分閉まっていますが、横から普通に入ります。(写真の角度が悪いですが、左側は開いています)
税務署の入口です。
日曜日あいている日も1日ありますので、平日に行くのが難しい方は有効活用をおすすめします。入場整理券が必要となることはお忘れなきよう!