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コラム編:キャッシュレス決済?大まかな流れ、入金方法や支払方法メリットなどについて

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今回は、コラム編としてキャッシュレス決済について書きます。

*想定されることや補足説明はいくらでもあるのですが、初心者に近い方向けなので、より混乱を招かないよう一部割愛させていただきます。

*インターネットを使用したオンライン決済を除いた、街中にあるリアルな店舗での買い物をテーマとします。

キャッシュレス決済=現金以外で支払う・・・

キャッシュレス=現金でない、という意味になります。

結局は、クレジットカードか電子マネーでの支払いを意味すると言えるでしょう。

クレジットカード払いは理解できる方も多いと思いますので省略します。

よく聞く「PayPay」を例にして、利用の流れを記載してみます。

PayPayを利用する場合の例

大体の流れになります。

  • 最初だけ、スマートフォンにPayPayのアプリケーションを登録する

スマホ上にお金を入れるための財布を登録するといったところでしょうか。無料で配られている空の財布をもらったようなものです。お金がまだ入っていません。

  • 本人の財布であることを証明するために、IDやパスワード、入金方法によっては更なる個人情報や口座等に関する情報を入れる

買物をするためには、「なんらかの方法で」PayPayアプリ(スマホ上の空の財布)にお金を入れておく必要があります。

この入金に関する部分が、面倒さにつながり、どの方法を取るかでオトク度が変わったりします。ここだけ、また後で書きます。

  • 何らかの方法で、例えば1万円をPayPayアプリ(スマホ上の空の財布)にチャージ(入金)する
  • 街中のPayPayが使えるお店で実際に買い物をする。2千円使ったら、1万円の残高は8千円になります。
  • 後は、これの繰り返しです。

財布に入れたお金が少なくなったら、銀行から引き出してまた財布に入れるように、PayPayアプリ(スマホ上の空の財布)に追加入金していく、ふつうのお金の使い方と同様です。

キャッシュレス決済を、支払方法で分類してみる

登録作業は初回のみですし、支払う時の使い方はその内慣れます。

問題は、電子マネーの使い方以前にどの電子マネーがよいのか?という部分でしょうか・・・。ここは、最近流行の「電子マネー」は乱立状態になっていて正直難しいです。

以前、別の記事でお金の支払いを以下の3つの性質に分けてみました。(以下のすべての事例の語尾には、「など」の意味を含みます)

  1. 前払い(iTunesカード・クオカード)
  2. 即時払い(現金・デビットカード)
  3. 後払い(クレジットカード)

今流行のキャッシュレス決済方式は、アプリに入金(チャージ)してから使うので、全部前払い方式だ、クオカードのようなプリペイドカードでしょ!考えるのは間違いです。

代表的?なキャッシュレス決済の種類を振り分けてみます。

  1. PayPay、LINEPay(事前に入金する)
  2. みずほ銀行Smart Debit、はまPay、ゆうちょPay(口座から即時引落)
  3. iD、QUICPay(クレジットカードで引き落とされる)

上記はすべてキャッシュレス決済です。

QRコード決済(立体的な二次元バーコード)を使用することが多い1に関しては、実際は、前払いに見えてそうでない場合もあり複雑だったりします。

PayPayを使用するためには事前入金が必要ですが、入金する方法として、銀行残高から移したり、ヤフーカードのようなクレジットカード経由で入金する方法があります。(ヤフー経由時の補足説明は割愛)

例えば1万円をPayPayに入金するとします。

銀行口座から移す場合は、即時に現金1万円が電子マネーのPayPayに変換されると言えます。

一方、(すべてのカードでできるわけではありませんが)ヤフーカードやVISA、JCBといったクレジットカードで入金(チャージ)することもできます。その場合、クレジットカードを使った時と同様、入金(チャージ)した翌月や翌々月に銀行口座から引き落とされます。

PayPayで今日使った1万円。実際には、翌月や翌々月に銀行口座から引き落とされるので、後払いではないかという見方もできます。

他にも、わざと分類していないメルペイ。これは、銀行残高を写す方法もあれば、メルカリで売った代金を使用することもできれば、クレジットカード経由でないにもかかわらずツケ払い(後払い)が可能です。

よくわからない要因になりますね。

入金方法で、オトク度が変わる(ポイント付与が変わる)

なぜ、入金方法を気にするかというと、それにより還元されるポイントなどが変わる=オトク度が変わるからです。

銀行口座から、PayPayなどのキャッシュレス決済用のアプリに金額を入金しても、だいたいポイントは付きません。

一方で、クレジットカードで入金した場合は、1%などのクレジットカード使用ポイントがついたりします。この辺りを知っているかどうかで、オトク度が変わってきます。

また、例外ですが、メルペイのツケ払い(メルペイあと払い)では、運営会社の審査を経てツケで払う権利を与えられます。一方で、利用金額にプラスして、ツケで支払うためにその手数料が取られます。(メルペイ残高の利用などで実質手数料がかからない方法もあります)

メルペイのキャンペーンなどは、当初ふつうに「入金」したときがお得だったけど、次のキャンペーンでは「ツケ払い」がお得だったりしました。

*クレジットカードによる電子マネーへの入金では、ポイントがつかないカードもあるので、この辺りも複雑になってきます。

メリットはポイントが付きお得であること!デメリットは面倒なこと

入金方法(現金がいつなくなるのか)がキャッシュレス決済の入口に当たるとしたら、お店のレジでどのように支払うかが出口と言えます。

キャッシュレス決済なので、リアルな街中のお店のレジで支払う時に、現金を使わずに支払うことになりますが、ここでも分類が可能です。

  • A:レジやお店の端末にスマホをタッチしてお金を払う(iD、Suica、QUICPay)
  • B:レジに置いてあるQRコードを払う人が読み込む、またはお店側のバーコードリーダーで読み込んでもらう(PayPay、LINEPay、d払い)

上記のAの方法は、お財布からお金を取り出したり、お釣りのやり取りがないので、現金払いよりも早いです。JCBの調査では、現金でのやり取りが平均28秒かかるのに対し、タッチして払う方式では平均8秒とされています。

Bの方法は、JCBの調査では現金でのやり取りの平均28秒に対して、平均17秒とされています。ただ、私は半年以上QRコード決済をしていますが、やはりアプリの立ち上げなどがあるので、タッチ決済よりは「面倒」と感じています。

ちなみに、クレジットカードは平均12秒だそうです。

問題は、どこでも使える現金に対して、他の手段はできるところとできないところがあるということです。

また通常だと、顧客側に面倒をかける分、その心理的負担を減らすためにQRコード決済の方がお得度が高いのではないかと、裏読みしたくなりますが、そうとも限らないのがここら辺の難しさです。

既に話が長くなってきた気がしますので、この辺りはまた別の機会にしたいと思います。

また、いろいろあるキャッシュレス決済で、どれがお得というか、オトク度が相対的に高いのか、面倒な人はとりあえずどれにすればよいのかも、また別の機会に触れます。

コラム編として読まれないことも多いので、もったいぶった感じになっていますが・・・。別の記事で、いきなり結論だけ書くための、前振りとも言えます。

キャッシュレス決済の種類がいろいろあり、入金方法や支払い方法がさらに複雑に分かれていて、「よくわからない」という点はわかっていただけたかと思います・・・。