2019年の10月の台風翌日の一部の写真を記録として掲載しておく記事です。
街の記憶としての写真掲載へ・・・
地域を起点としたブログとなりますが、身近なあのお店、前は何があったかな?
マンションが建つ前は、どんな風景だったかなと思い起こすことが多くあります。
街の記憶としての写真を載せるておくことをしておきたいと考えておりますので、以前の雪の風景に続き、台風後の風景の写真を中心に載せます。
災害により被害を受けられました皆様には心よりお見舞いを申し上げますと共に、一日も早い復旧をお祈り申し上げます。
新横浜公園(ラグビーの日本対スコットランド代表戦当日)
10月13日は、横浜国際総合競技場(日産スタジアム)で、ラグビーワールドカップの日本代表戦が行われる日でした。
外から見た競技場の風景や青空はなんともなく見えますが、実際は多くの方が、試合開催のために力を尽くされたと思います。その結果が、7万人近い観客と、あれだけの盛り上がりなのですから頭が下がりますね。
新横浜公園は、鶴見川の氾濫に対応するための遊水地機能を持ちます。
サイトを出典元として、ご紹介します。
新横浜公園は、国土交通省京浜河川事務所管理下の多目的遊水地の上に建設されております。新横浜公園のある鶴見川流域は、古来洪水被害が多く発生する地域であり、治水対策が大きな課題となっておりました。多目的遊水地とは、河川が氾濫した際に一時的に河川の水を引き込み、洪水の一部を溜めることで、流域への洪水被害を低減させる機能を持っています。新横浜公園内にある日産スタジアムは、実に千本以上の柱の上に乗る形で建設されており、洪水時にはスタジアムの下に水を流しこむ仕組みになっています。新横浜公園自体が、洪水から街を守るための安全・安心の装置なのです。
競技場の地下部分も水を引き込むようにはなっていますが、状況を見に行った時には、スタジアムの地下までは水はありませんでした。
しかし、新横浜公園部分に目を向ければ下記のような状況です。
公園でサッカーのできる部分や、芝生エリア、ランニング用の舗装された道路も水浸しの状態でした。
普段は、多くの子どもたちでにぎわう公園の遊具の下の部分も水で見えません。
下は、テニスコートです。網が張った状態だったようですが、その網のところまで水で埋まっています。
等々力緑地の一部
等々力緑地は、一見問題ないように見えました。しかし、下の辺りのグラウンドの芝生などが、一部池のような感じになっていました。(写真の向きが異なりますが)
池だと思うかもしれませんが、ここは普段は芝生エリアです。
等々力緑地の公園部分や、緑地の真ん中の通路をめぐってみたところでは、ここ以外は目立った感じはあまりなかったようにも見えました。
実際は、川崎市民ミュージアムの地下の収蔵庫部分などへの浸水があったようです。
多摩川(二子橋~丸子橋の間)
今回、ニュースなども大きく取り上げられたのが二子玉川と武蔵小杉ですね。
武蔵小杉の写真は、人物を除く加工等ができてないため割愛します。
下の写真は、二子玉川に向かってですが、もちろん、大きな多摩川と言えど、ここまで川幅は広くありません。
川沿いのゴルフができる場所があるのですが、完全に埋まっていますね。
身近な災害時の準備から、地域単位で防災や治水などを考えさせられる出来事でした。
重ねて、被災地の復興をお祈りいたします。
街の記憶としての記事でした。