主に大学新入生が、4年以上使うパソコンの選定について考える記事です。
これまでの記事は下記です。
個人のおすすめを書きますが、何らかを保証するものではないので単なる読み物としてご覧ください。
今回は、生協が扱うパソコンと比較しつつ、その他を含めた具体的な機種選定編です。
大学により、在学中はMicrosoft officeやセキュリティーソフトを使えるので、買う必要がなかったりするのでご確認ください。(慶大生の場合は、大学のライセンス契約によりそれらを使うことができるようです。詳細はご確認ください。)
一般的な生協モデルに、勝手にコメントする・・・
生協推奨PCを否定するものではありません。推奨モデルは無難という側面があります。
理由は保証、保険、サポートです!
ただし、自由とは選べることだ、と思い他の選択肢を書こうと思ったのがこの記事のきっかけでもあります。
私が家電を買う時には、ほぼすべて長期保証に入ります。保証と保険がある生協モデルが嫌いではないです。その上で、あえてコメントをしますと・・・。
MacBook Air(マックブックエアー)
Apple(アップル)のMac OSモデルの「MacBook Air」は、モデル設計が古くなってきており、今の最新PCより軽くありません。数年前に買った人なら正解だった気もします。ただ、今から買う場合には、敢えてこちらを選ぶのは・・・?
もっとよい選択があるのでは、と思います,
「MacBook Air」なら、家電量販店でも結構安く買えます。
これが、東大のように「MAC Book Pro」の推奨なら納得なのですが・・・。
Let’s NOTE(レッツノート)
Panasonic(パナソニック)の「Let’s NOTE」(レッツノート)自体は、頑丈で軽くて悪くないパソコンです。
ただ、今風の薄型軽量のトレンドからみると厚みがあります。その分、ボディーに余裕があるので、満員電車などでも安心できるかもしれません。
性能的には、悪くないパソコンです。
ただ、SZ6ではなく、2018年モデルの「SV7」だったら納得でした。
Surface Pro(サーフェスプロ)
「Surface Pro」は、タッチパネルを採用して、画面にペンで書き込みもできます。
ある意味「MacBook Air」より、最新でかっこいいイメージがあります。
機種の選択自体は悪くないです。タッチペンとキーボードもセットになっていますし、2in1パソコンとして所有する満足感もあるかも知れません。
CPUがm3、メモリ4GBは、ちょっと残念です。しかし、文書メインであれば、先進的な感じはありますし、かっこいいパソコンではあります。
他に、候補となるPCはこれだ!
店頭で相談しましょう・・・と書いているので、モデル自体の推奨はさくっと流します。
基本性能をよくすると価格も上がります。メモリなどは8GBを推奨しますが、できるだけ多く欲しいところではあります。ただ、コスパを考慮して書いていますので、店頭で相談してみてください。
コラム編:大学新入生向け:選ぶべきPCスペック(パソコンを最も使うのは4年目?)
また、様々なご意見はあるかも知れませんが、パソコンに関しては、日本のメーカーがよいといったことはありません。
LAVIE Note Mobile(NEC)
画面が12.5インチと少し小さめですが、妥協できる範囲です。その分、重さが1kgを切ります。レッツノートと異なり、薄型でカバンにも入れやすいです。
また、学生の方が使うことをリサーチしているため、端子類が通常の横ではなく後ろについています。図書館で横に資料を置きながら、作業しやすいようにとの発想だそうです。キーボードに関しては、打ちやすいのか店頭でお確かめください、、。
大学生をターゲットに作られており、コンパクトながら発表用に使えるHDMI端子等も備えており、よくできているなと思います。
LIFEBOOK WU2/B3(富士通)
画面サイズが13.3インチありながら、狭額縁にしているため机の上に置いてもコンパクトです。店頭モデルはUHという型式になります。
何といっても、790gか916gの重量が特色です。バッテリーの持ち時間が8.3hか17hといったように異なります。4年後にバッテリーがへたっても、8時間からの劣化と17時間からの劣化では、後者の方がまだまだ長持ちです。4年間の持ち歩きが発生することを考えるなら、個人的には916gの方をおすすめします。
画面が比較的大きく、毎日持ち歩くのにも軽いため、長期間使えるメインの機種だといえます。
Lenovo ThinkPad X1 Carbon(レノボ)
色がブラックだと薄型でかっこいい感じになりますが、利用しているとどうしてもビジネスマンに見えてしまうといったデザインイメージはあります。色はシルバーもあります。
重さが1.1kg台と他の機種より重くなります。ただ、画面サイズが14インチあり、他のPCと異なり、キーストローク(キーの深さ)が多くあります。
キーを打った感触があるので、キーボードで選ぶ方が多いPCでもあります。
カスタマイズによっては、コストパフォーマンスの高い機種です。
ASUS ZenBook 13 (エイスース)
カスタマイズモデルはないのですが、ASUSのモデルは画面サイズや機能など、店頭での選択肢が多くありますのであげておきます。
重さは1.1kg台です。HDMIなどの端子も一通りそろっています。
その他
生協と別のパソコンを選ぶ。ある意味、より安く、性能に対する価格が安い、デザインなど自分好みがいい、といった発想に対する選択肢の提示です。
他にも、VAIO・東芝・HP・DELL・・・などありますが、価格と特色(重さが1.2kgを超えてくるものも多くなる)から、上記を載せました。もちろん、4年以上使うものなので、店頭で触ってみて自分に合うと思えるものに出会えたなら、それが一番です。
大学が、officeなどのライセンス契約を結んでいる場合は、4年間はソフトを買う必要がなくなります。その費用を節約できることもあり、生協推奨パソコン以外を選ぶことで、スペックは同等以上、値段は数万円安く買うことができます。
カスタマイズモデルだと注文してから1ヶ月など時間がかかります。生協推奨の安心か、コストパフォーマンスと自分好みのデザインを選択してみるか、4年使うゆえに一度比べてみるのもありではないでしょうか?